取りたい資格No.1〜ファイナンシャル・プランナー〜

皆さんこんにちは。ファイナンシャル・プランナーの渡邊です。今回は、私の仕事でもある、ファイナンシャル・プランナーについて書いていきます。ビジネス雑誌『プレジデント』で、取りたい資格No.1に輝いた注目の資格です。あなたは、ファイナンシャル・プランナーと聞いて、どんなイメージを抱きますか?

目次

ファイナンシャル・プランナーは、お金のプロ

ファイナンシャル・プランナーの資格試験は、「ライフプランニング」・「リスクと保険」・「金融資産運用」・「タックスプラン」・「不動産」・「相続・事業承継」の6分野で構成されています。私たちが毎日生活する上で、大切なお金にまつわる知識です。FP会員は、全国で約20万人程いますが、その多くは金融機関や保険会社、不動産会社で勤務をしている会員です。そこで、企業に所属しているファイナンシャル・プランナーと独立しているファイナンシャル・プランナーの特徴を見ていきたいと思います。

企業型ファイナンシャル・プランナーの特徴

まずは、企業に所属をしているファイナンシャル・プランナーの特徴を見ていきます。日本のファイナンシャル・プランナーの9割以上が、企業に所属をして活動をしていると言われています。多くの金融機関では、入社後にFP資格の取得を義務付けています。その為、銀行や証券会社、保険会社や不動産会社に勤務をしている社員は、FP資格を保有しています。では、金融機関の仕事とは何でしょうか?それは、金融商品や保険商品を契約して、手数料を稼ぐことです!金融機関の営業担当者は、毎年毎年、莫大なノルマを課せられます。従って、お客様に商品を買ってもらえる様にアドバイスをするしかないのです。ちなみに、私が勤めていたプライベートバンクの目標は、年間40億円の預り資産獲得年間2億円の手数料収入でした。世界最大手のプライベートバンクでしたので、目標もかなり厳しかったのを記憶しています。最初はあなたの相談に無料でのってくれますが、後からしっかり手数料を取りますよというスタンスです。もう一つ特徴的なことは、自社で取り扱っている商品を提案するため、中立的なアドバイスを受けることができないということです。商品を契約してもらって、初めて成果に繋がるため、他社の商品を勧めることや、購入を見合わせるといったことは、なかなか行われていません。

独立型のファイナンシャル・プランナーの特徴

独立型のファイナンシャル・プランナーの特徴は、以前、金融機関に所属をしていて、その後、起業をして独立した人が多いと思われます。日本では、まだまだ独立型ファイナンシャル・プランナーは少ないですが、欧米では、企業型FPよりも独立型FPの方が圧倒的に多いのが現状です。独立型ファイナンシャル・プランナーの仕事とは何でしょうか?それは、あなたのお金に関する悩みに、親身になって相談にのることです!金融商品や保険契約で手数料を稼ぐわけではないので、中立的なアドバイスを受けることが出来ます。更に、自社で商品を取り扱っていないため、様々な金融機関や保険会社から、あなたにピッタリの商品を提案することも可能です。無駄に商品を勧められることもありません。しかしその代わりに、相談料や顧問料が必要です。最初の相談は有料ですが、後から手数料はかかりませんというスタンスです。注意が必要なのは、独立型ファイナンシャル・プランナー+αの事業を共存させている業者です。例えば、金融商品仲介業(IFA)や保険代理店事業を行なっている企業は、商品を売買して手数料を稼ぐビジネスモデルです。企業型のファイナンシャル・プランナーと同様の仕組みですのでで、自社に有利な手数料の高い商品を提案されがちです。もし、あなたが中立的なアドバイスを求めているのであれば、自社で商品を取り扱っていない独立型のファイナンシャル・プランナーに相談するのがポイントです。

商品を売らずに、知識を売る

 

私が考える真のファイナンシャル・プランナーとは、商品を売らないで、知識を売る人です。パーソナルコンサルをしていると「お薦めの商品は何ですか?」という質問を頂きます。しかし、お薦めの商品など存在しません。お客様の年齢やリスク許容度、投資をする期間、家族構成など、あらゆる条件で投資先は異なってくる為です。それに、いつまでも銀行や証券会社の担当者に、運用を任せてしまって良いのでしょうか?魚を与えてもらえば、初めは楽で良いかもしれません。しかし、いつまで経っても、自分で魚を釣ることはできません。結局、自分で魚の釣り方を覚えた方が賢いことに気付くでしょう。

一生涯使えるお金の知識

なぜ、ファイナンシャル・プランナーが、取りたい資格No.1に輝いたのでしょうか?それは、一生涯使えるお金の知識だからです。それにもかかわらず、日本では、マネー教育が全くといっていいほど普及していません。その為、社会人になってから、勉強してみたいと思う人が多くいるのだと思います。ファイナンシャル・プランナーの資格試験は、冒頭でお伝えしたように、「ライフプランニング」・「リスクと保険」・「金融資産運用」・「タックスプラン」・「不動産」・「相続・事業承継」の6分野で構成されています。お金のプロのファイナンシャル・プランナーですが、それぞれ専門分野が異なります。マネージュは、マネー教育に特化したファイナンシャル・プランニング業務を提供しています。

こだわりの専門店

「何でもできる」は、「何もできない」のと同じです。例えば、あなたが食事に行く時に、『ラーメン・ステーキ・寿司・天ぷら』と掲げられたお店と、『こだわりの熟成肉専門店』と掲げられたお店、どちらに行きたいと思いますか?私なら、こだわりの専門店に行きたいと思います。私は幸いにも、世界でもトップクラスの欧米の金融機関で経験を積むことが出来ました。富裕層の資産管理を専門に行ってきた為、今まで培ってきた経験を、是非、あなたにも伝えたいという思いで起業をしました。マネージュでは、中立的なファイナンシャル・プランナーとして、マネー教育に特化したコンサルティングを実施しています。少しでも興味を持って頂けた方は、LINE@への登録と、セミナー、コンサルにお申し込み下さい。少しでもあなたのお役に立てるように、全力でサポートさせて頂きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランナー/世界最大手、スイスのプライベートバンク勤務時代には、金融資産2億円以上の日本を代表する経営者、開業医、事業法人の資産管理を担当。現在は、一般の方から経営者、開業医などの富裕層まで、幅広い顧客にマネー教育に特化したファイナンシャル・プランニング業務を提供している。

目次
閉じる