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北朝鮮がまたミサイル!株や為替の影響は?

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ファイナンシャル・プランナー/世界最大手、スイスのプライベートバンク勤務時代には、金融資産2億円以上の日本を代表する経営者、開業医、事業法人の資産管理を担当。現在は、一般の方から経営者、開業医などの富裕層まで、幅広い顧客にマネー教育に特化したファイナンシャル・プランニング業務を提供している。
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皆さんこんにちは。ファイナンシャル・プランナーの渡邊です。今日は、ゴールデンウィークが明けて株式相場が下落している中、「北朝鮮がまたミサイルを発射した」というニュースが飛び込んできました。ミサイル発射やテロなどによる危機のことを専門用語で地政学的リスクと言います。地理的や政治的な緊張が高まり、世界経済全体の先行きに不透明感を与えることです。それでは、今回の北朝鮮によるミサイル発射が、株式や為替にどのような影響を与えるのかを一緒に考えていきましょう。

北朝鮮による地政学リスク

2019年5月9日、これで何度目なのかというほどですが、「北朝鮮がミサイルを発射した」というニュースが飛び込んできました。私はファイナンシャル・プランナーであって、政治ジャーナリストではないので、北朝鮮がどのような意図があって何度もミサイルを発射しているのかは分かりません。しかし、地政学的リスクが発生した場合に、株や為替などの経済にどのような影響が出るのかは分かります。まずは、世の中に何の不安要素もなく、世界経済が順調に推移している時、株や為替はどのような動きをするのかを考えてみます。人間には、欲というものがあります。誰もが得をしたい、儲けたいという思いがあるのです。その為、最も条件が良い投資先にお金が向かいます。株式投資の基本は成長率ですので、成長率が高い中国やインド、ASEAN諸国などの東南アジアの株式が買われます。日本のようにゼロ成長の国に投資をするよりも、高い経済成長率の国へ投資をした方が効率が良いのです。為替に関しては、金利が高い通貨が買われます。もしも、為替リスクが全くない状態で、あなたはゼロ金利の日本円にお金を預けておきますか?多くの人は、為替リスクがないのであればトルコリラや南アフリカランド、ブラジルレアルなどの高金利通貨を買うと思います。このように、皆んなが積極的にリスクを取って投資をすることをリスクオンと言います。反対に、皆んながリスクを取らない局面のことをリスクオフと言います。そこで、投資におけるリスクとは何なのかを考えてみましょう。

リスクとは

あなたはリスクと聞いて、どのようなイメージを抱きますか?一般的には、リスクという言葉に対して、良いイメージはないと思います。リスク=危険と考えている人もいるでしょう。しかし、投資におけるリスクとは、振れ幅のこと言います。投資は、値上がりや値下がりを繰り返します。人生も山あり谷あり…投資と同じですね。上がったり下がったりすることをボラティリティ(変動率)と言います。投資でリスクが高いとは、変動率が大きいことを意味します。反対に、リスクが低いとは、変動率が小さいことを意味します。リスクマネジメントという言葉を聞いたことがあると思います。もしも、リスク=危険であれば、危険なものをマネジメントしてはいけません。危険なものには近づいてはいけません!危険は排除するべきなのです。リスクマネジメントとは、振ればをうまく調整してコントロールするということです。投資で成功したければ、リスクと上手に付き合う必要があるのです。ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンという言葉を聞いたことがあると思います。大儲けしたければ、振れ幅の大きい投資先に、少しの儲けでよければ、振れ幅の小さい投資先にお金を投じれば良いのです。

リスクオフ

では、今回のような地政学的リスクが発生し、リスクオフの局面では、人はどのような行動を取るでしょうか?ヒントは、人間には欲があるということです。人は都合よく生きています。誰もが「儲けたいけれど、損はしたくない!」と思っているのです。経済が順調に推移している時には、大儲けを期待して高成長を遂げている国の株式や高金利通貨を買っています。しかし、先行き不透明感が出てくると、損をしたくないという思いから、投資資金を安全なものに避難するのです。安全なものとは、ボラティリティ(変動率)が小さい商品ということです。その為、リスクオフの局面では、株式から債券へお金が流れます。そして、通貨も高金利通貨から低金利通貨にお金が流れるのです。損をしたくないという思いから、リスクが極力低い投資先に一時避難をするのです。BIS(国際決済銀行)が3年ごとに為替の世界シェアをまとめています。2016年のデータでは、最も取引量が多い通貨は基軸通貨の米ドルで約45%、2位はユーロで約15%、3位は日本円で約10%、4位はポンドで6%、5位はオーストラリアドルで約4%という結果です。この中で、比較的政治も安定していてゼロ金利政策を採用している日本円が一時避難的に買われて円高になるのです。一時避難をする時に重要なことは、流動性の高さです。流動性とは換金性のことで、ある程度流通量がないと、売りたいと思った時に取引量が少なくて売れなくなってしまうのです。日本円は、取引量世界第3位で尚且つゼロ金利のため、リスクオフ局面では円が買われるのです。新聞やニュースなどで「円が安全だから買われた」という見出しを見ますが、それは間違いです。

安全通貨の円?

私は、円が安全通貨だとは思いません。少子高齢化が進み、政府債務残高も対GDP比237%と世界トップの借金国…日本の株価も日本銀行の買いに支えられているだけにしか感じません。GDP成長率もゼロ成長が続き、その為、長期に渡り金利もゼロです。このように書くと、日本は借金もあるけれど、資産もあるので大丈夫という意見もあるでしょう。しかし、稼ぐ力であるGDPに対して200%以上も負債がある国は、世界で日本のみということは事実なのです。安全通貨の円で、日本円に魅力があるのであれば、リスクオフの時だけではなく、経済が順調に推移している時にも、断続的に日本円が買われるはずです。そして、日本に魅力があるのであれば、日本株もバブル期の38915円を超えて4万円を突破しているはずです。しかし現実は、そうはなっていないのです。

日本円が高金利通貨だったら?

安全通貨で円が買われるという主張を持っている人に質問があります。もしも、日本円に5%の金利が付いていたとしたら、それでもリスクオフの時に日本円を買いますか?おそらく、世界の投資家は買わないと思います。そもそも、世界の投資家は、日本を安全だと思っていません。自分の大切な資産を、極力損失が出ないように守ることに必死なのです。リスクオフの場面では、流動性が高く金利が低い通貨に資金を逃がすことが大切なのです。様々な通貨が何パーセント程度の金利が付くのかを把握しておくと良いでしょう。

今後数年間の投資戦略

私は、今後数年間は世界的に景気が低迷すると考えています。リーマン・ショック以降、世界の中央銀行は景気を回復させようと、金融緩和政策を採ってきました。金融緩和とは、金利を引き下げ、市場にお金をばら撒くことです。短期的な回復方法ですので、金融緩和が長引けば、当然ですが副作用が出てくるのです。実感を伴わない株高は、まさに金融緩和の副作用なのです。既に世界経済は景気後退局面を迎えていると思われます。その為、今までのようにただ単に株を買っていれば儲かる時代ではないと思います。そんな不透明な時期だからこそ、真剣に投資戦略を考える必要があるのです。あなたのライフプランに基づき、中長期での投資戦略を考える時期なのです。そんな時に頼れるのが、ファイナンシャル・プランナーです。このブログでは、あえて今後の投資戦略などは書きません。それは、お客様一人ひとりの家族構成や年齢、保有資産などによって、最適な解決方法が全く異なるからです。マネージュでは、中立的なファイナンシャル・プランナーとして、マネー教育に特化したコンサルティングを実施しています。少しでも興味を持って頂けた方は、LINE@への登録と、セミナー、コンサルにお申し込み下さい。あなたのお役に立てるように、全力でサポートさせて頂きます。

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